オランダで冬を過ごした私、年明けから3月にかけて、肌がとっても乾燥していました。日本から持ってきたSK-IIやクレ・ド・ポーを使っていましたが、物足りなさは否めません。ちなみに、2025年の3月はオランダで1906年からの観測史上最も乾燥している3月となったということで、どおりで肌もカピカピなわけですね。
乾燥対策といえばラ・メールのクリームが一番効くと思っている私でしたが、日本で有名な美容家さんやコスメ通な芸能人がおすすめしている、アウグスティヌス・バーダーのリッチクリームが気になっており…満を持して小さいサイズ15mlを購入しました。
オランダではDouglasのオンラインで購入でき、全品割引等キャンペーンを行っている場合は割引対象になるのがすばらしい!私は15mlサイズが通常90ユーロのところ、25% offの67.5ユーロ、さらにギフトカードとDouglas Beauty Point を組み合わせできるので、最終的には41.5ユーロで購入できました。
その後約1週間ほど使っています。
使い方の説明はこちら(写真下手でごめんなさい)。

日本の販売サイトを見ても、洗顔後の乾いた肌に塗ると書いてある。ラ・メールのクリームも基本的にはそうだし、そういうものなのだろう。
一応英語でも検索して色々見てみると、洗顔後、トナーして乾いた肌に乗せると書いてありますが、はじめは洗顔後直塗りして効果を試してほしいと推奨されているという口コミも発見しました。いずれにせよヨーロッパ的には化粧水とか無しでクリーム直塗りするのは普通のことなのて、そのように試すことに。
- プッシュボトルなので、使いやすいです。
- 肌に乗せたときは硬いですが、薄く広げようとすると結構伸びがよいです。
- 匂いは植物っぽい匂いがありますが、弱いです。
全顔に伸ばすと。おやおや、え、なんか顔が元気になった!?肌がプクッとしたような!目の下なんか、このままでコンシーラーいらない?と思いました。潤いなのか特許成分の効果なのか、きっと肌が満たされて目の下のデコボコがフラットになろうとしてる。そうすると目の下の影が減るのでしょうから。
そして、クリーム塗るだけなのに、基礎化粧品ルーティン後の肌のようなくすみ抜け感、透明感、ハリを感じられました。このクリーム、気軽に買える値段ではないのですが、化粧水、美容液、クリームまで揃えた場合の出費だって高いことを思えば、クリームだけで済むのはコスパは悪くないし、時短にもなるし、いまのところコストに期待するだけの働きはあると感じられています。
朝に何日か使って気が付きましたが、1日の終りには乾燥が気になります。2プッシュが推奨量のようですが、最後さらに0.5プッシュを乾燥しやすい部分に広げてからメイク下地に移ると、日中の乾燥はかなり防げました。
というわけで、乾燥には結構効きました。高価格帯でいうと、SK-IIやクレ・ド・ポーの乳液より、潤い閉じ込められます。似たテクスチャーではラ・ロッシュ・ポゼのシカプラストクリームだと思いますが、アウグスティヌス・バーダーのほうが、潤いや肌悩み(きめの細かさ・毛穴・小じわ)に即効性があると感じます。
直接的なライバルはやはりラ・メールのクリームであると思います。アウグスティヌス・バーダーを1週間使ってみて、ラ・メールのクリームとの効果の差は甲乙つけがたいと感じます。
| アウグスティヌス・バーダー ABリッチクリーム | ラ・メール クレーム ドゥ・ラ・メール | |
| 最小サイズ容量 | 15ml | 15ml |
| 最小サイズ小売価格 | 90ユーロ | 115ユーロ |
| 容器 | プッシュボトル | ジャー(スパチュラ付き) |
| テクスチャー | 重い液状 | 硬めのクリーム |
| 使用方法 | 洗顔後の乾いた肌に伸ばす | 指の上で伸ばしながら温め、半透明になったら肌にパッティングでなじませる |
| 推奨使用量 | 2プッシュ | 1cmパール一粒分 |
| 最小サイズの使用できる日数 | 約2週間 | 約2週間 |
- 初期コストはアウグスティヌス・バーダーのほうが安いです。ラ・メールはサイトによっては割引率の違いがあるので比較してお得に買えると思いますが、アウグスティヌス・バーダーはDouglasで定期的に25%Offがあるのが強いです。
- 使用量について、私にとってはアウグスティヌス・バーダーの推奨量2プッシュはちょっと少ないと感じ、ラ・メールの推奨量1cmパールは十分だと感じるので、同じサイズであればラ・メールのほうが1回の購入で長く使えるという肌感覚があります。
- 両者とも保湿力は高く、おそらく独自の成分と相まって小じわ、毛穴の軽減の効果は高いと思いました。自分に合う最適量をつければ、乾燥に悩むことはありません。強いて言えばより少ない量で乾燥悩みを解決できたのはラ・メールの方です。
- いずれの商品も、洗顔後乾いた肌につけることができますが、ラ・メールは例のリチュアル:指の上で伸ばしながら温めることでミラクル・ブロスをリリース・活性化する必要があるので、そこで1-2分かかるのが結構面倒だと感じます(この間、乾燥がすすんでしまいそうで)。ちなみに冬場指先が冷えているとこれがなかなか難しいです^^;その点、アウグスティヌス・バーダーは容器プッシュで出していきなり塗れるし伸びも良いので、使用方法が簡単だと思います。
どちらの商品も甲乙つけがたいですね・・・私の個人的な感想では、アウグスティヌス・バーダーのほうがコストも使い勝手も手軽なので満足していますが、先に述べたように乾燥にはラ・メールのほうが強いと感じるので、アウグスティヌス・バーダーを使い終わったら、ラ・メール30mlを買おうかなと思っています。そしたら多分一周回って、また日本の化粧品で、ライン使いしたいなあと思う時期がくるんだろうなあ。


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